
この記事でわかること
- なぜ年齢確認や電話番号認証が必要なのか?
- ゲイの出会い系サイトに年齢確認や電話番号認証が無い理由
最近では男女向けの出会い系サイトの中でも、同性愛を募集できる掲示板ができたり、LGBTに理解のあるマッチングアプリなども登場するようになりました。
ただ実際に利用するときに、「なんでこんな認証をしないとダメなんだ?!」と驚いたことがあると思います。
だってゲイの出会い系サイトやアプリ、掲示板には年齢確認や電話番号認証と言ったことをするところがないですからね。
今回は、この「年齢確認」と「電話番号認証」の重要性について説明させていただきます。
この記事の目次
出会い系サイトの年齢確認と電話番号認証について
年齢確認と電話番号認証は、以下のような理由で行われています。
年齢確認
まず年齢確認については、出会い系サイトでは法律で義務付けられています。
主な目的としては、18歳未満や未成年の利用防止であり、年齢確認を設けることにより健全な運営をすることができます。
ここでいう年齢確認というのは、サイトやアプリを利用するときに「あなたは18歳以上ですか?」という確認のメッセージが出ることではありません。
免許証や身分証明書などの「公的証明書」を使っての年齢確認のことです。
同性間の出会い系サイトや掲示板などでは非常に珍しいことですが、一般的な優良出会い系サイトでは必ずこの年齢確認が行われます。
逆に年齢確認を行っていないサイトに関しては、悪質なサイトになるということですね。
電話番号認証
電話番号認証は、携帯やスマホのSMS機能を使って行う認証のことです。
これは主に「二重登録」を防止といった目的があります。
また悪質業者やユーザー、そして詐欺団体の登録を防止するといった目的もあるので、優良系の出会い系サイトでは欠かせないものになっております。
もちろん完全に防止できるわけではありませんが抑止には繋がりますよね。
ちなみにサイトやアプリによっては、この認証を行わないと機能をフルに使えないことがほとんどです。(メッセージ機能など)
最近ではゲイアプリでも「AMBIRD」などは年齢確認を行っており、これをしないことにはメッセージ機能や相手のプロフィールも全てを見れない仕様になっています。
現段階ではゲイサイトやアプリで導入しているところは少ないですが、おそらく今後「年齢確認」と「電話番号認証」を行うサイトやアプリが増えてくるでしょう。
ゲイサイトに年齢確認や電話番号認証が無い理由
ここまで「年齢確認」や「電話番号認証」について書かせていただきましたが、普段からゲイサイトを利用している人からすれば、まだピンと来ないかと思います。
なんたって、これを導入しているゲイサイトなんて、ほぼないですからね。
というかゲイサイトの場合、逆にこの2つを導入しているところは「悪質サイトが多い」という何とも残念なことが起きています。
ちなみに悪質サイト・アプリの判断方法についてはコチラの記事を参考にしてください。
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参考ゲイ向け有料出会い系サイトやアプリで悪質・詐欺と見分ける方法や特徴
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同性間ではそういった法律がない
有料の出会い系サイトを運営する場合、警察や総務省に以下の届出が必要です。
- インターネット異性紹介事業
- 電気通信事業者
実際には細かい条件などもあるため、必要かどうかはサイトやアプリの規模によって変わってくるんですが、こういう法律があるんだなくらいのレベルで頭に入れておいてください。
そして、この「インターネット異性紹介事業」については「インターネットを通じて男女が出会うサービス」となっており、あくまでも「男女間」での法律なので、同性間では適用されません。
そもそも同性愛に向けた法律が、今現在は無いのが現状なんです。
簡単に言ってしまえば、「男女のまともな出会い系サービスに関しては年齢確認は必要」だが、「同性愛の出会い系サービスに関しては年齢確認が不要」となっているんですね。
ゲイの出会い系で年に数回はトラブルが起きている
ただそうなると怖いのが、未成年者による出会い系サイトの「悪用」です。
上記で説明したのは、あくまでも「出会い系サービスの年齢確認についての法律」の話で、成人男性と未成年男性との関係については、法律による罰せられる可能性があります。
- 相手が未成年だと知らなかった
- 相手(未成年側)から誘われた
そういった言い訳は通じないことになるんですね。
ということは、もし何も悪いことをしておらず、「この人に淫行をされました!」と未成年者側が嘘をついた場合でも、逮捕されることになります。
※というか年に数回はそういったトラブルが起きています
未成年側だけではなく、成人側にも危険があるということになります。
今後「年齢確認」「電話番号認証」が必要になる可能性も出てくる
今現在ではゲイ向けの出会い系サイトや掲示板、アプリなどで、伏字や隠語を使って未成年者が利用をしているところをたまに見かけます。
ナイモンなどでも、プロフィールに「高〇生」とか「1〇歳です」と書いてるのを見かけますよね。
そしてニュースにはなりませんが、実はお金で解決をして何事もなかったように済ませるケースが急増しているんです。
そうならないためにも、今後は「年齢確認」「本人確認」「電話番号認証」などは、ゲイ向けの出会い系サイトやアプリでも増えてくると予想できます。
現に今ゲイの間で流行している「AMBIRD」というアプリでは、身分証を使っての年齢確認だけではなく、同性の出会い系サービスに関わらず「インターネット異性紹介事業」として警察に届出も行っております。
最後に
今回は、出会い系サイトにおける「年齢確認」と「電話番号認証」について書かせていただきました。
この2つに関しては、ゲイユーザーからすれば馴染みのないことですが、出会い系サイトにおいて健全な出会いを目的にしたものです。
もちろん悪質なサイトでは「個人情報の収集目的」になることもあるんですが、しっかりとした優良な出会い系サイトでは、情報が漏れると言ったことがありません。
また別の記事でも紹介させていただきますが、こういった部分をしっかりと理解しながら、良い出会いを探せるといいですね。
