ゲイ向け有料出会い系サイトやアプリで悪質・詐欺と見分ける方法や特徴

12月 17, 2022

この記事でわかること

  • ゲイ向けの出会い系サイトやアプリで「悪質」「詐欺」の見分け方
  • 悪質・詐欺のサイトやアプリには共通点がある

ゲイの出会い系と言えば、アプリは「9monster(ナイモン)」や「Jackd(ジャックド)、「AMBIRD(アンバード)などがありますし、Twitterやインスタなどでもゲイ同士の交流があります。

しかし、気軽に出会えることができるようになった反面、詐欺サイトや悪質サイトが増えてきているのも事実です。

今回は、そういったことで嫌な気持ちになったりお金を損しないように「悪質・詐欺サイトやアプリの見分け方」について書かせていただきます。

管理人
実は何十万も被害に合っている人たちがよくいるんです。

ゲイ向けの悪質・詐欺サイトやアプリの共通点や見分け方

今はLGBTに理解がある世の中になったとは言え、それでもゲイ同士の出会いは「普通に出会うこと」が難しいため、どうしても出会いにはサイトやアプリ・掲示板が必要になってきます。

ただ、そういった環境を利用して悪質・詐欺サイトやアプリが蔓延しているのも事実で、日々お金をだまし取られている人たちが非常に多いです。

お金がかかる=悪質・詐欺という判断は、あまりにも馬鹿げたことですが、実際にある「本物の悪質・詐欺サイト」の特徴は以下の通りになります。

ありえない料金設定

これだけ把握していれば悪質サイトや詐欺アプリに引っかかることはないと言って過言ではないのですが、大前提としてそういったサイトは「値段が高い」です。

普通に考えてありえないような料金設定になっています。

男女向けの出会える有料サイトでもお金がかかることはありますが、僕の経験上、3000円もあれば十分に出会うことができます。

従量課金制でメール送信1回50円であっても、60回くらいはメッセージのやり取りができますからね。(逆にこれで出会えなかったら何もわかってない非モテです)

受信に関しては、優良サイトはどこも無料なところが多いですし、料金がかかる場合でもかなり低い金額ですからね。

ただ悪質・詐欺サイトやアプリの場合は、平均してメールの送信だけでも1回200円以上のお金がかかりますし、さらにアドレス交換であったり、バカみたいな料金が発生します。

よくあるパターンが、以下のようなもので、

  • メールの送信に200円、受信にも100円などのお金がかかる
  • アドレスの交換に大量のポイントを消費する(1000円や2000円以上)
  • 何かと文句をつけて事務手数料などがかかる
  • 退会がスムーズにできない

このようなことがあれば、もうサイトにしてもアプリにしても悪質・詐欺と判断してもOKです。(ライブチャット系を除く)

金額に関してはサイトやアプリによって違いますが、だいたいこの料金、もしくはそれ以上の意味不明な料金がかかってきます。

冷静になって考えると、何万、何十万単位のお金がかかるのであれば、ゲイバーや売り専で抜いてもらっているほうが満足できます。

「出会いたい」という気持ちを利用されないでください。

必ずURLの「https://」の部分を確認!

ここは必ずチェックしてほしいのですが、出会い系サイトを利用するときは、URLの最初の部分を見てください。

今の時代、出会い系サイトなどの個人情報を扱うサイトでは、絶対に「https://」になっています。

注目すべきなのが「https://」の「s」の部分で、「s」がついているサイトは、セキュリティで保護されているページになります。

逆に「s」がついていないサイトは、全くセキュリティで保護されていないページになりますので、そもそもメールアドレスなどを入力するのが危険なページになります。

「s」がついていない、もしくは最近のブラウザでは鍵のマークがつかない「保護されていないページ」と出る場合は、絶対に利用を控えてください。

これはあくまでも大前提の話なので、「s」がついているサイトでも、詐欺・悪質なサイトはあります。

他サイトへの誘導や登録の勧誘しかこない

これは「完全無料」と書いている掲示板などに多いんですが、募集をかけてみたものの、変な誘導や登録の勧誘しかこないパターンですね。

  • こっちのサイトのほうが出会えますよ!
  • 内緒にしてほしいんですけど、実は良いアプリがあるんです。
  • アドレスとかは教えたくないので、このサイトでやり取りしませんか?

など、こういった言葉で誘ってくるパターンです。

そして、だいたいは上記のような高額な悪質・詐欺の出会い系サイトに誘導されることになります。

単純に考えておかしな話です。

あなたはその掲示板で出会おうとしているのに、連絡してきた相手から他の掲示板やサイトで連絡を取りましょうとか、意味がないじゃないですか。

なので、もし無料掲示板などで募集して、他サイトへの誘導や登録の勧誘を受けるようなところがあれば、使うのは控えてください。

利用規約や特定商取引のページがおかしい

インターネット上のサービスを利用する場合、どこかに「利用規約」がありますよね。(ちなみにTwitterやインスタなどの有名サイトにもあります)

またインターネット上で何かを販売をする場合、必ず特定商取引法に基づく表記」というものがサイト内のどこかにあります。(Amazonなどの大手通販サイトにもあります)

出会い系サイトであっても「ポイントを販売」していることになりますので、必ずどこかに記載することが法律で義務付けられています。

お金がかかる場合は、必ずそういったページがあるということですね。

悪質・詐欺サイトやアプリを利用するときに、この「特定商取引法に基づく表記」を注意深く見ることで、そのサイトがどんな内容なのかを把握することができます。

画像が貼り付けられている

特定商のページは、基本的に「テキスト形式」での表記が一般的ですが、悪質・詐欺サイトの場合は「テキストに見せかけた画像」で掲載していることがあります。

これは検索逃れという方法で、テキスト形式にしてしまうと、どうしてもGoogleなどの検索結果に反映されてしまうことになるんです。

例えば「法人名」「代表者名」を検索した場合、同じようなサイトが出てきたり、同系列で運営している悪質・詐欺サイトなども表示されてしまうんですよね。

悪質・詐欺サイトの場合、デザインこそ違うものの、中身が全く同じようなサイトを同時に運営していることが多いので、そうなってしまうと悪事がばれてしまいます。

それを避けるために、テキストではなく画像で掲載していることになります。

事業者の届出番号などに嘘が書かれている

これはよくあることなんですが、「電気通信事業者」などの認可番号を掲載して、安心できるサイトと見せかけているパターンですね。

法律で決められた文言と番号がきちんと掲載されていれば、誰もが「あっ、このサイトは安心できるんだな!」と思ってしまいます。

しかし、実際にその番号を調べてみると、有効期限が切れていたり、最悪の場合はそもそも届出すらされていないということもあります。

小さなマンションの一室で営業している

そして特定商のページには、必ず運営者・運営会社の住所が掲載されているのですが、ここの住所も注目すべきポイントです。

その住所をグーグルアース(Google Earth)で検索して見てみると、「本当にここで運営しているの?」と感じるような時があります。

例えば古びたアパートや、ボロボロの雑居ビル。まずありえないですよね。

このように特定商に記載されている住所を調べてみるのも、悪質・詐欺サイトやアプリの判断材料になるので覚えておいて損はないです。

同じようなサイトを複数運営している

これもよくある話なんですが、悪質・詐欺サイトは実際によく儲かるので、同じ会社が複数のサイトを運営していることがあります。

なので特定商に記載されている会社名を検索すると、けっこう詐欺情報などが出てくることがあります。

僕が知っているいくつかのサイトはこのパターンに当てはまっており、ゲイ向けだけじゃなくノンケ向けの詐欺・悪質サイトを運営しているところもあります。

もし心配であれば、一度検索してみてください。

法人の場合、何度も会社の名前を変更している

例えばなんですが、あなたが会社を設立した時、何もないのに何度も会社名を変更したりしますか?しないですよね?

何か理由がない限りは、会社名を変更することってないと思います。

ただ悪質・詐欺会社の場合、会社名を何度も変更していることがあり、そのような情報をある程度はインターネットで調べることができます。

管理人
実際には「このパターンだったら詐欺確定!というわけではないですが、判断材料として活かせます。特に料金に関しては、僕が調べた範囲内では高確率で当てはまっています。

運営年数に対して利用者数が少なく知名度が低い

僕がよく知っている「〇!!!」(〇はアルファベット1文字)は、もう20年以上前からあるサイトです。

※cool boysやGAY JAPANの広告をクリックしたことがある人ならわかるのでは...

ただ実際にはそれだけ運営されていて、いろんなところで広告を見かけるにも関わらず、累計の利用者数が30万人もいっていません。どう考えてもおかしいですよね。

また運営年数に対して、知名度が低いというのもおかしいです。

例えば長年ゲイとして活動してきている人に「メンズネットジャパンって知ってる?」とか「KOカンパニーって知ってる?」って聞いたら、間違いなく「知ってる」と答えるでしょう。

そりゃそうです、特に昔から運営しているサイトは「ゲイが出会える貴重な場所」だったんですから、誰もが知ってて当然なんです。

アプリの評価が両極端

最近では、App storeやGoogle Playで「ゲイ」や「LGBT」と調べると、いろんなアプリをダウンロードすることができますよね。

ただ、その中にも実際には悪質・詐欺アプリがあるのですが、アプリ自体の評価が両極端な場合は危険です。使わないほうがいいでしょう。

例えば「このアプリを使えて出会えました!」と高評価がある反面、「詐欺アプリ!」「料金が高すぎる!」といったような感じです。

この場合、高評価は運営が雇ったサクラ、そして悪評価は一般ユーザーの意見と判断することができます。

悪質・詐欺アプリの中には、クレジットなどの個人情報を盗み取るようなモノがるので、必ず評価に書かれている文章を読んでください。

「出会えませんでした」というような意見はモテない人達の嫉妬やひがみの可能性がありますが、料金とか運営自体にクレームがついている場合は注意してください。

管理人
ただ「悪い」だけじゃなく、何が悪いのかを注意深く見ると本質が見えてきますね

最後に

もしかすると今後もゲイ向けの出会い系サイトやアプリがいくつも出てくる可能性がありますが、安易に課金をしてしまうと悪質・詐欺に引っかかる可能性があります。

当サイトでもそういった情報を注意深く発信していく予定ですが、まずは自分自身で引っ掛からないように見極める力をつけていきたいですね!