
この記事でわかること
- 売り専における性病のリスク
- 働く側と客側のリスクについて
ゲイの世界には、昔から「売り専(ウリセン)」という風俗店があります。
簡単に言ってみれば、お客さんがお金を払って、気に入った男性とセックスなどを楽しむ場所のことですね。
主に東京や大阪・名古屋などの大都市にしかないですが、店舗型ではなく出張型のサービスもありますので、地方での利用者も多いです。
ただ、売り専を利用したり、働いたりするうえで注意したいのが「性病」への感染です。
今回は、この「売り専での性病」について詳しく書かせていただきます。
この記事の目次
売り専における性病のリスク
売り専(ウリセン)はゲイ専門の風俗店となります。
働く側、そして利用する客層もさまざまで、コロナ禍においても一定の需要がある人気のサービスです。(今では利用者する人も戻ってきていますね)
売り専は、働く側にも客側にもメリットがあり、
- 働く側 短時間で高額なお金を手にすることができる
- お客側 お金さえ払えばタイプの子とエッチすることができる
このような関係で需要と供給が成り立っています。
その反面、注意したいのが「性病」への感染です。
例えばHIVや梅毒などは「ゲイの病気」と言われるほど、感染経路が男同士であることが多いです。(HIVは特にそうですね)
「コンドームを付ければ安心なんじゃ…??」と考えている男性も多いですが、実はコンドームだけでは防げない性病も多く存在するんです。
まず簡単にですが、売り専で「働く側」と「お客側」の性病のリスクについて説明させていただきます。
売り専で働く側における性病のリスク
まず売り専で働く側としての性病へのリスクは、
- コンドームをつけても性病には感染する
- 来る客が感染している可能性もある
このようなものが挙げられます。
コンドームをつけても性病には感染する
さきほども少し書かせていただきましたが、コンドームは100%の確率で性病感染を防げるものではありません。
あくまでもコンドームは、男同士の間では「性病を予防」するものなので、確実ではないんですよね。
ゴムが破れていれば意味がないですし、中には体(皮膚や粘膜)が接触するだけで感染する性病もあります。
来る客が感染している可能性もある
その「覚悟」においても、お客さん側からすると利用されることがあります。
というのも、性病に感染している男性は、一般人と性行為となれば「罪悪感」を持つことがあります。
ただ売り専で働いているボーイに対しては、「性病に感染することを覚悟のうえで働いてるんだろ」と謎の上から目線で接してくることがあります。
そのため、わざと感染させてこようとするお客もいるんですよね。
売り専で客側における性病のリスク
「売り専は、働く側にしかリスクがないんでしょ?」と考えている人も多いですが、実はそうではありません。
- 生でプレイをしているボーイはたくさんいる
- 検査を定期的に実施していない店がある
それにはこういった理由があります。
生でプレイをしているボーイはたくさんいる
売り専では、基本的なルールとして「コンドームの着用が必須」なので、生でセックスをすることはありえません。
ただ、注意してほしいのが「あくまでも優良店、優良ボーイ」が前提ということです。
お金儲け主義の売り専なんかは、店側がボーイにゴム無しのセックスを強要したり、ボーイ自身がお客側からお金を多くもらってゴム無しプレイに応じることがあります。
またお店を通さずに会ったり、個人でサポやパパ活をしている場合なんかは、ゴム無しでプレイしている男性も多いです。
そのため、興味本位で売り専に一度行っただけでも感染する可能性は十分にありますし、実際に感染するお客さんも多いんですよね。
検査を定期的に実施していない店がある
また売り専は「コンドームの着用が必須」だけではなく、優良店では必ず定期検査をボーイへ義務付けています。
特に大手の売り専なんかは、絶対に検査を欠かすことはありません。
それだけ感染する確率が高いということになりますが、中には定期的に検査を行っていない店舗もあります。
それも公式サイトなどには「当店では定期的に検査を行っています」と書いておきながら、実施していないところも多いんですよね。
性病はPrePを使っても防げない
ゲイの男性で話題になると言えば「HIVへの感染」ですが、最近ではPrePという薬で感染を防ぐことが可能になっています。
それも100%の確率で感染を防止できると言われています。
しかし、それには大きな落とし穴があり、あくまでも100%の感染予防ができるのは正規品だけということです。
PrePはかなり高額な薬で、数万単位のお金が毎月のようにかかります。
また肝機能や腎機能に問題がない人しか服用ができませんので、一部の人しか飲み続けることができないんですよね。
さらに「PreP飲んでます」と相手を安心させながら、HIVを感染させてこようとする陽性者もいますので、十分な注意が必要です。
相手が正規品のPrePを服用しているとは限りませんからね。
必ず定期的な検査を実施する
そのためには、必ず売り専で働く、もしくは客として行くときは検査を行ってください。
というよりも、ゲイの世界では性病への感染が「日常茶飯事」なので、定期的な検査を受けることをオススメします。
地域によっては保健所で無料検査会を開催しているところもありますし、病院へ行けばすぐに検査を受けることができます。
時間がない、誰にもバレたくない場合はオンライン検査を!
もし行く時間がない、また誰にもバレたくない場合は、オンライン検査を受ける方法もあります。
今はインターネット販売で検査キットなどが販売されており、自宅にいながら匿名で検査を受けることができます。
誰でも簡単に1人で行うことができ、精度も病院と同レベルで受けることができますので、少しでも不安があれば受けるほうがいいでしょう。
最後に
今回は、売り専での性病について書かせていただきました。
性病への感染は、セックスなどの性行為をするうえでは、必ずつきまとうリスクです。
そして、そのリスクは男性間での性行為が、もっとも高いと言われています。
売り専などで遊ぶのは全然問題ないですが、後悔しない人生を送るためにも、必ず定期的な検査は受けるようにしましょう!

