
この記事でわかること
- ゲイバーとオカマバーの違い
- 具体的にどんな違いがあるのか
「ゲイバーとオカマバーって何が違うんですか?!」
と、たまに初心者のゲイやノンケから質問を受けることがあります。
たしかに実際に行ってみないことには違いはわからないですし、違いをわからずに行くと痛い目に合うことがあるんですよね(笑)
今回は、その「ゲイバーとオカマバー」の違いについて書かせていただきます!
この記事の目次
ゲイバーとオカマバーの違い
ゲイバーとオカマバーには、明確な違いがあります。
ゲイバーとは?
まずゲイバーとは、その名のとおり「ゲイが働いていて、ゲイ同士が集まる場所」になります。
最近では観光バーも増えてきていますが、基本的に店に入れるのはゲイだけです。
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参考ゲイバーと観光バーの違いは?出会いを求めるために知っておきたいこと
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見た目や格好も男ですし、中身も男の人ばかりです。(オネエキャラもいますが)
男同士の出会いに期待できる
ゲイバーは、スタッフもお客さんもゲイなので「ゲイ同士の出会い」に期待できますし、実際にそういった目的で来る人も多いです。
もちろんワイワイ盛り上がることもありますが、
- ゲイならではの相談や愚痴
- ゲイ同士の恋愛や友達、セフレの出会い
こういったゲイの憩いの場でもあります。
メインのお客さんは「ゲイ」
ゲイバーは女性やノンケの来店がNGになっており、ターゲットとなるメインのお客さんは「ゲイ」です。それを許してしまうと観光バーになりますからね。
店によっては、平日の人が少ない時間帯や、ゲイの紹介であれば女性やノンケでも入れることもありますが、基本的には禁止をしています。
オカマバーとは?
対してオカマバーに関しては、スタッフが女装やメイクをして接客をしている店です。
来店するお客さんはゲイではなく、「女性」や「ノンケ」が来ることが多いです。
まあ簡単に言ってしまえば、観光バーのような場所になりますね。
男同士の出会いには期待ができない
ちなみに来店するお客さんは、意外にもゲイが少ないです。
というのも、そもそもゲイバーに来るお客さんは「ゲイの憩いの場」を求めてやってくるので、女性やノンケがいると落ち着かないという人が多いんです。
もしかしたらノンケとワンチャンあるかもしれないですが、ゲイ同士の出会いとなれば、ゲイバーと比べて圧倒的に難しくなります。
メインのお客さんは「女性」や「ノンケ」
オカマバーのメインターゲットは「女性」や「ノンケ」となっており、
- 日頃のストレスをワイワイ騒いで発散したい
- オカマやオネエ独特のハッキリとした物言いで説教されたい
こういった目的で来るお客さんが多い傾向にあります。
世代によっては勘違いしている人も多い
ちなみに昭和世代に多い勘違いなんですが、ゲイバーとオカマバーを混合している方をよく見かけます。特に今で言う45歳~50歳以上の世代ですね。
というのも、今でこそLGBTQ+への理解が増えてきて、同性愛者の「人権」というものが昔に比べて確保されるようになりました。
ただ昔は「ゲイ=人権がない」ような時代で、テレビでも当たり前のように笑い者のオネエキャラとして扱われてきたんです。
昭和の時代では「ゲイボーイ=女性的な格好や言動をしたオネエキャラ」というイメージが一般的であり、今のようにそこらへんにいるような男性がゲイとは考えられない時代だったんですね。
そのためゲイバー=オカマがいるバーと勘違いしている人たちが非常に多いです。
最後に
今回はゲイバーとオカマバーの違いについて書かせていただきましたが、
- ゲイバーは「男の格好をしたゲイ同士が楽しむ場所」
- オカマバーは「女の格好をした男を見て楽しむ場所」
語弊があるかもしれませんが、このような認識で問題ないかと思われます。
もしゲイ同士の出会いを求めるのであれば、事前に「ゲイバー」であることを確認していくようにしてください。
オカマバーだと、ゲイのお客さんも少ないので、出会うチャンスもないですよ!
