
この記事について
- 出会い系サイトやアプリを利用するときの注意
- 特に完全無料の出会い系サイトは危険がいっぱいな理由
今はLGBTQ+が世間に認知されてきたとは言え、ゲイ同士の出会いは、リアルな世界では難しい状況です。全員がオープンにしているわけではないですからね。
都市部であればゲイバーやイベントなどで出会う機会もありますが、地方や田舎だとそもそも出会う場所すらありません。
またお酒が苦手だったり、そういった場所が嫌いな人も多いでしょう。
となれば、やはりゲイ同士の出会いはインターネットがメインとなるわけですが、オンライン上での出会いにはいろんな危険があります。
今回は、そのことをテーマにお話をさせていただきます。
この記事の目次
ゲイが出会い系サイトやアプリを利用するときの注意
ゲイ同士での出会いは、今だと「Twitter」「Instagram」「出会い系サイトや掲示板・アプリ」などが圧倒的に多いです。
ただ実際に会う場合は、以下のことに必ず注意してください。
未成年とは絶対に会わない
まず一番に注意してほしいのが「未成年と会わない」ということです。
以下の記事でも紹介しておりますが、優良の出会い系サイトでは、必ず「年齢確認」や二重登録を防ぐために「電話番号認証」があります。
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参考出会い系サイトではなぜ年齢確認と電話番号認証が必要なのか?
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ただゲイ向けのサイトやアプリ、また掲示板などでは、年齢確認や電話番号認証を行っているサイトが極端に少ないです。
未成年との出会いに関しては、例え男同士であっても、法律や条例で罰せられる可能性があります。
- 未成年と性行為をして逮捕された
- 未成年に「警察に通報する」と脅された
- 未成年を利用した犯罪に巻き込まれた
など、未成年に関するトラブルは後を絶たないうえ、例え相手が未成年と知らずに知り合ったとしても「知りませんでした」では済まされません。
男女の出会いでも未成年のトラブルは多いですが、男同士の未成年トラブルも多いので、出会わないように注意しましょう。
金銭トラブルに気を付ける
上記の未成年の問題にも関係してくるのですが、金銭トラブルにも注意してください。
これは、どの出会い系サイトや掲示板・アプリを使っても起きる問題の1つで、よくTwitterでも問題になっていますよね。
- 未成年に脅されてお金を請求された
- 相手を自宅に呼んだら、財布からカードや現金を抜かれた
- 相手が困っていたからお金を貸したら連絡がつかなくなった
またナイモンでも注意勧告がされていますが、最近はゲイ向けの出会い系サイトでも「ロマンス詐欺」というものが流行っています。
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参考ナイモンの「英語や慣れない日本語で話しかけ...」の意味とは?赤い警告文の条件
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このような被害に合わないためにも、
- 出会い系で人と会うときは最低限のお金だけしか持たない
- 相手に言われるがまま店に入ったりしない(特に繁華街では)
- 自宅に呼ぶ場合は、相手の手の届かないところに貴重品を隠す
など、こういった対策を心がけてくださいね。
あとはネットワークビジネスや宗教関係にも気をつけたいですね。
待ち合わせ場所に気をつける
待ち合わせを注意する理由は、
- 自宅や職場がバレないようにする
- 危険な目に合わないようにする
主にこういった目的があります。
自宅や職場に関しては、ナイモンなどのGPSアプリで出会う場合は特に注意ですね。
危険な目というのは、暗い場所や人があんまりいない場所で会うと、暴行や強盗被害に合う可能性があるということです。
まだ会ったことがない場合は、相手が信頼できるかどうかもわからないですし、そもそもやり取りしている相手がなりすましの可能性もあります。
僕の経験談になるのですが、メンズネットジャパンで知り合った人と画像交換をしたのですが、実際に待ち合わせ場所に来た人が全くの別人だったことがあります。
その時は人が多い場所での待ち合わせなので良かったですが、人が少ない場所だったらどんな被害に合っていたのかもわからないです。
心配であれば、必ず自宅や職場の近くは避けて、明るい時間帯に会うようにしましょう。
最初に車で会うのは避ける
初めて会うときは、車で会うのも避けたほうがいいでしょう。
僕が10代のころに経験した話なんですが、かなり山奥のほうまで車で連れて行かれて、エッチを拒否したら「降りてくれ」と言われて車を降ろされたことがあります。
山奥とは言ってもまだ街灯があったので何とか歩いて帰ることができましたが、これが本当に何もない田舎の地域の真っ暗な山奥であれば、野生の動物などもいますし危険ですよね。
もし相手の車に乗るのであれば、できるだけ明るい時間帯にして、前もってナンバーを控えるなどをしたほうがいいでしょう。
いきなり相手の部屋に行かない
見ず知らずの相手の部屋にいきなり行くのは、
- 盗撮されるリスクがある
- 他の誰かが潜んでいて集団で襲われる可能性がある
- 何かあっても助けを呼ぶことができない
こういった大きなリスクを伴います。
特に盗撮に関しては、意外にも被害に合っている人がおり、表沙汰にできないことから泣き寝入りするパターンが多いです。脅される危険もあります。
そうならないためにも、相手の家に行くのは信頼できるようになってからにしたほうがいいでしょう。
ヤリ目などで会う場合は、男同士で入れるホテルを利用するのがベストです。
公共の場所でのゲイ行為は×
ゲイ向けの掲示板を見ていると、たまに見かけるのが、
- 〇〇のトイレでやりませんか?
- 〇〇銭湯のミストサウナで触り合いをしたいです
- 河川敷でマッパになって盛りたい
このような書き込みを見かけることがあります。
ただ、公共の場所はみんなが利用する場所ですし、最悪の場合は警察を呼ばれて逮捕というケースもあります。(最近では警察の見回りも多いです)
今は監視カメラなどで強化対策を行われていますが、ネットが普及する前などは、銭湯でもこういった合図がありましたね。
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参考ゲイは銭湯で足首にロッカーキーを付ける?区別するための付け方や意味
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実際には大きなニュースになっていないだけで、今でも年間で見ると、逮捕される事案は多く発生していますので注意してください。
「薬物」や「生での行為」は厳禁
これはゲイの中でも特に多いのですが、「薬物」や「生でのアナルセックス」は絶対にしないようにしましょう。
もちろん自分自身はしなくても、相手だけがやるのもNGです。
- HIVや梅毒などの性病に感染する
- 薬物中毒に陥り取り返しがつかなくなる
- 匿名掲示板やゲイコミュニティで噂になる
このようなリスクが劇的に高まります。どれも人生を左右する問題ですね。
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参考HIVはなぜ男性や同性同士で多い?ゲイの病気だと言われる理由
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薬物に関しては、もし相手だけがしている場合でも、一緒にしていたと疑われるだけではなく、参考人として署に連れて行かれます。
もしかすると、知らない間に相手が仕込んでいる可能性もありますし、陽性反応が出たら「知らない」とあなたがいくら言っても逮捕されます。
そうならないためにも、そういった疑いのある人とは会わないでください。
掲示板などで「ポジ種」「お互い気持ち良くして」「nm」などの言葉を使って相手を募集している場合は、特に気を付けてください。
薬物とHIVは深い関りがありますので大変危険です。
最後に
ゲイ同士の出会いは、何かトラブルになっても表沙汰になりにくく、取り返しのつかないことになりやすいです。
そうならないためにも、ネット上(出会い系サイトやアプリ・掲示板)で仲良くなったとしても、実際に会うときには注意したいですね!
